・Dockerを使ったVue.jsの環境構築の紹介
はじめに
Railsの学習も一区切り付いたのでVue.jsの学習を始めようと考えています。
今回はDockerを用いた環境構築の紹介となります。
フォルダ構成
root
├─.devcontainer
│ └─devcontainer.json
├─docker
│ ├─web
│ │ ├─Dockerfile
│ │ └─package.json
│ └─docker-compose.yml
├─workspace
└─README.md
Dockerfileやdocker-compose.ymlなどのDocker関係のファイルはdockerディレクトリの中に入れています。
Dockerfileと同じ位置にpackage.jsonを置いてある理由ですが、Dockerfileの中で行っているコマンドを解消するのにWORKDIR命令とpackage.jsonをコピーするCOPY命令が必要です。
COPY命令はDockerfileの場所以外を指定出来ないため、Dockerfileと同じ場所にpackage.jsonを格納しています。
【Vue.js 2.9】DockerでVue.jsをインストールしたらエラー発生
・Vue.jsをDockerにインストール時のエラー内容紹介・エラー解決方法の紹介
はじめに
Railsの学習も一区切り付...
Dockerfileとdocker-compose.yml
Dockerfile
# Node.jsをインストール
FROM node:16-alpine
# docker-compose.ymlに合わせておく
WORKDIR /var/www
COPY ./package.json /var/www/
RUN apk update && \
npm install && \
npm install -g npm && \
npm install -g vue-cli
Vue.jsにはnpmパッケージが必要であり、npmパッケージにはNode.jsが必要です。
そのためDockerfileにはNode.jsのベースイメージを定義しています。
WORKDIR命令以降は前述の通りRUN命令のためにWORKDIR・COPY命令を定義しています。
docker-compose.yml
version: "3"
services:
web:
container_name: vuejs
build: ./web
ports:
- "8080:8080"
privileged: true
stdin_open: true
tty: true
volumes:
- ../workspace:/var/www
command: /bin/sh
docker-compose.ymlは特に無く、強いていうならportsは8080を定義しています。
参考記事
docker-composeでシンプルにvue.js環境構築
https://qiita.com/A-Kira/items/ed12de84dda0230a4eae